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■日本におけるお墓の歴史
現代のような墓石を築くお墓がたてられ始めたのは、江戸中期の頃からだといわれています。と言っても、そのころから全ての庶民がお墓を建てられたわけではありません。権力や富を持つ経済的に豊かな人々の話で、一般庶民にとってはまだまだ縁遠いものでした。今日のように誰もがお墓を自由に建てられるようになったのは、昭和三十年代の日本の高度成長時代を経て、豊になり又、霊園と言った形態の墓地が定着し、なおかつ先祖を敬う精神的なゆとりが生まれるという、時代的背景の中で建墓が促進され、一般化されてきたと言えます。
元来お墓というのは一族の象徴であり、一族で守るという意識が根強くありました。ところが戦後、日本の新民法により家族制度は大きく変化し、一族の墓というより一家の墓と言う形に、さらに一代の墓、個人の墓へと、変貌してきています。
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